習字の先生と考える習い事との向き合い方 ―子どもの『やめたい』は成長のチャンス!

こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。

突然、子どもから「習い事やめたい…」と言われてびっくりしたことはありませんか?「え、楽しくやってると思ってたのに!」と焦る気持ちは親として自然な反応ですよね。でも大丈夫。実は、こうした会話は子どもの成長のきっかけになるかもしれません。今回は、どう接すれば子どもにとって良い経験になるか、一緒に考えてみましょう!

① 子どもの「やめたい」に驚きすぎないで

「やめたい」と聞いたとき、つい「なんで?」「やめたらもったいないよ!」と言いたくなりますよね。でも、まずは深呼吸。子どもは新しいことに挑戦している途中で、気持ちが揺れることもよくあります。「そう思ったんだね」と穏やかに受け止めてあげると、子どもも安心します。

② 理由を一緒に見つける時間を作る

「やめたい」の裏には、どんな日常があるのでしょう?たとえば、「最近、学校から帰ると疲れちゃって…」という声が出てくるかもしれません。授業や宿題でヘトヘトになったあとに、頑張る元気が湧かないのかもしれませんね。また、「周りと比べると上手くできないのが恥ずかしい」なんていう、ちょっとしたプライドが関係していることもあります。はたまた「新しい先生が苦手」なんてこともあるのかも。
親子で「どんなところがしんどいの?」と穏やかに話すだけでも、子どもは気持ちが軽くなることがありますよ。

③ 「これまで通り続ける」だけが答えじゃない!選択肢を増やそう

「やめたい」と言われると、親としては「続けるかやめるか」のどちらかに決めなければと思いがちですよね。でも、実際にはその間にたくさんの選択肢があります。親子で一緒に「他の方法」を探してみると、意外な解決策が見つかることもありますよ。

たとえば、こんなアイデアはどうでしょうか?

「週に2回通っていたけど、1回に減らしてみたらどうだろう?」と相談してみる。習い事の負担が少し軽くなるだけで、子どもの心の余裕が生まれるかもしれません。

また、「ちょっと疲れているみたいだから、1ヶ月だけお休みしてみる?」と期間を限定して休むのも一つの手です。「ずっとやらない」ではなく「また戻れる」という選択肢があると、子どもも安心します。

あるいは、子どもが「この部分が苦手で嫌だな」と感じている場合、先生に相談して練習内容を一部変更してもらうこともできるかも。

先生やコーチ、同じ時間のお友達がちょっと苦手と感じていたのなら、通っている曜日を変えてみる事で、「それなら行こうかな」と言う気になるかもしれませんね。

「やめる」もまた一つの選択肢
そして、時には「やめる」ことも必要な判断である場合があります。無理に続けさせることで、かえって習い事そのものにネガティブな印象を持ってしまう場合もありますよね。やめることで、子どもが他の新しい興味や可能性を見つけられることもあります。親が子どもの「やめたい」に冷静に向き合い、時には背中を押してあげることも、大きな成長の一歩になるかもしれません。


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子どもが「やめたい」と話すとき、親として驚いたり、どうしたらいいのか迷ってしまうのは自然なことだと思います。でも、この「やめたい」という気持ちは、子どもが自分で気づいた成長のサインかもしれません。

続けるかやめるか、どちらを選ぶにしても、子どもが「自分で決めた」という実感を持てることがとても大切です。親としてどうサポートするかは悩むところですが、子どもと一緒に選択肢を考えながら向き合う時間は、きっとお子さんの心に安心感を与えるはずです。

一人で悩まず、まずは子どもの気持ちを聞いてみてくださいね。きっとそこから、親子にとって前向きな答えが見つかるはずです。